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 タイヤも変速比!?
全ての変速機で変速が終了し後輪軸に駆動が伝えられる時が変速の最終だと思われている方が殆どだと思われますが、実際タイヤが道路に接地している部分こそが駆動が伝わる最終だと思います。直進しているときはタイヤの真ん中付近が道路に接地しているのですが、このこと事が変速に関わり、また接地しているタイヤの外周が変速に一役買っています。
タイヤの外周: 1484mm (タイヤサイズ120/70 12 51L)

 タイヤ外周の求め方
  タイヤ幅(120mm)×扁平率(70%) = 84mm(タイヤの高さ)×2 = 168mmタイヤ高さの直径
  12インチ(ホイール直径)×25.4 = 304.8mm ホイール直径mm
  (168+304.8)×3.14 = 1484mm(タイヤ直径外周)
タイヤの外周の求め方は上記の通りですが、バイクがカーブに差し掛かりコーナリングをする際タイヤの真ん中ではなく、少し左右にズレた位置が道路に接地します。この段階でタイヤが実際接地している接地面での外周が変化してしまい、減速したかのような、またロウギアに変速したような現象が起こります。この時後輪に負荷が起こり再加速する際にキックダウンが起こる等、駆動系を計算上で算出しても実際の速度となかなか決定付ける事のできない要因の1つでもあります。

 

 

 

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