ファイナルギアのお話 | ||||
1次減速、2次減速ギア | ||||
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スクーターには最終ファイナルギアという部品が設けられており。1次減速ギア、そして2次減速ギアと2回に分け回転を減速させ最終リアホイール(後輪軸)に伝えます。 これがどういう事かと申しますと、エンジンがクランクシャフト通じて回転運動行い、駆動をしているのですが、この回転運動が最大8000回転だったとします。8000回転とは8000rpmの事を言い(revolution per minuteの略)1分間に何回回転するのかといる数字です。このエンジンの回転をそのまま後輪に伝えたとします。(実際は不可能ですがこの不可能な計算をしてみたいと思います。)後輪タイヤは1分間に8000回転も回ってしまうことになり。タイヤの直径が50cmだったとすると1分間に12.56kmも進むことになり、さらには時速750kmにも達します。はっきりいって物理的に実用化するのは不可能な数字です。 |
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ファイナルギアと時速の関係を式にしました。 ( エンジンの回転数 × 60 ( 時速を求めるため時間回転数に変換 ) ÷ ■例 最大減速時
※たとえばエンジンをチューンUPし9500回転まで最高出力が上がったとするれば最小減速時は94.40kmから105.50kmになります。ファイナルギアを変更しても計算上の目安が付きます。
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