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1次減速・2次減速ギアはどれ?
目次に戻る ↑回転数を減速するのはなぜ?
スクーターのファイナルギアは、変速機から受けた回転を減速し、後輪へ伝える最終減速機です。掲載例では1次減速ギアと2次減速ギアの2段階で減速しています。
rpmは「1分間あたりの回転数」を表します。仮に直径50 cmのタイヤを8,000 rpmで回すと、円周率を3.14とした計算上の速度は753.6 km/hになります。これは回転数と外周の関係を示す仮定で、実際の走行性能を表す値ではありません。
回転数を10分の1に減速すると、同じ条件で75.36 km/hになります。実際にはCVTの変速比とファイナルギアの減速比を組み合わせて後輪回転数が決まり、エンジンの出力や走行抵抗などによって到達できる速度も変わります。
回転数から速度を計算するには?
速度(km/h)= エンジン回転数(rpm)× 60 ÷ CVT変速比 ÷ 最終減速比 × タイヤ外周(mm)÷ 1,000,000
シグナスX XC125の掲載例
ヤマハ発動機の取扱説明書(5UA9)に掲載された仕様を使います。別年式・別型式に共通する数値ではありません。
- 回転数の例
- 8,500 rpm
- CVT変速比
- 2.398~0.823
- 1次・2次減速比
- 2.923 × 3.333 = 9.742359
- 後輪タイヤ
- 120/70-12 51L
- タイヤ外周の概算
- (120 × 0.70 × 2 + 12 × 25.4) × 3.14 = 1,484.592 mm
- 低速側(変速比2.398):約32.4 km/h
- 高速側(変速比0.823):約94.4 km/h
- 同じ条件で9,500 rpmと仮定した高速側:約105.5 km/h
いずれも滑りや損失などを含めない計算例で、実車の最高速度を保証する値ではありません。9,500 rpmは仮定の入力値で、エンジンの改造や許容回転数を推奨するものではありません。


